下痢は必ずしも病気の前触れではなく、不適切な食事などの生理的要因や、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、消化管腫瘍などの病的要因が考えられる。
1.生理的要因:最近、暴飲暴食、アルコール依存症、冷たいもの、辛いものなど刺激の強いものを多く食べるなど、食生活が乱れている場合、胃腸が刺激され、下痢が続くことがある。 ある種の薬は腸管にある程度の刺激を与えるので、これも常時下痢を引き起こすことがある。
2.病的要因:主に消化器疾患、例えば過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、急性胃腸炎、食中毒、腸内細菌叢のアンバランス、消化管腫瘍などが、患者の消化、吸収、蠕動機能に異常をきたし、下痢を引き起こすことがある。 このとき、腹痛や腹部膨満感、吐き気や嘔吐、食欲不振などの不快な症状を伴うこともある。
下痢が長期間続く、あるいは下痢が繰り返される場合は、病状を長引かせないためにも、適時医療機関を受診して原因を特定し、的を射た治療を行うことをお勧めします。