関節痛は漢方では「痺」の範疇に入るが、肝腎虚証による関節痛には桜酒が有効であろう。 サクラはバラ科サクラ属の植物の果実である。 味は甘酸っぱく、性質は温性で、脾腎の経絡に属する。 脾を補い、腎を益する作用がある。 脾虚下痢、腎虚精液下痢、腰下肢痛、四肢不仁、麻痺を主治する。 肝腎の虚証は、治癒が長引く麻痺、関節の曲げ伸ばしが好ましくない、筋肉が細くなるなどの症状がみられ、腰痛や膝痛(腰や膝の痛みや脱力感)、四肢のだるさ、冷えへの恐怖、インポテンツ、精子無力症、ほてり、胸やけ、口渇などを伴うこともある。 患者は医師の指導のもと治療を受け、過度の飲酒をしないよう勧められる。