進行がんの患者さんには、個々の状況に応じて、がんの原発部位、転移部位、全身症状などの症状が現れることがある。
進行がんでは、肝臓がんによる肝機能障害、凝固異常、黄疸、低タンパク血症など、がん原発巣の機能障害に起因する症状や、大腸がんによる腸閉塞、肺がんによる呼吸困難や息切れなど、がん腫瘤による局所的な圧迫や閉塞が生じることがある。
例えば、乳癌の骨転移は骨痛、四肢運動障害などを引き起こし、肺癌の脳転移は頭痛、嘔吐、目のかすみなどを引き起こし、乳癌の肺転移は胸部圧迫感、胸痛、咳、痰などを引き起こす、
癌は一種の消耗性疾患であり、進行した癌患者は全身の衰弱、体重減少、やせ、食欲不振、寝汗などの全身症状を示すこともある。