遠志の効能

遠志には精神を安定させ、知性の発達を促す作用があり、痰を排出し、むくみを取るほか、心腎と通じ合う(心の火は下降し、腎の水は上昇し、相互にコントロールし合う)。 水に入れて飲んでも同様の効果がある。 ただし、有効濃度は比較的低く、薬に代わって病気を治療することはできない。
遠志は遠志科の遠志の根を乾燥したもので、苦・辛・温の性質があり、腎・心・肺の経絡に属する。 心腎の障害(心火、腎陰虚、心腎の生理機能の障害)による不眠や夢精、恍惚、物忘れ、動悸のほか、咳痰、痰喀、瘡癰腫毒などの治療に用いる。
遠志は他の薬と組み合わせたり、病気を治療するために煎じたり、適量を外用する必要がある。 固熱や痰火、胃潰瘍や胃炎のある人は遠志の使用に注意が必要である。
遠志の薬効には限りがあり、病気の治療において薬に代わるものではない。 不快な症状が現れたら適時に医師に相談し、自己判断で薬を選ぶのではなく、医師の指導のもとで薬を選ぶべきである。