痰飲病を治す時期は、患者の状態に応じて決める必要があり、特定の時期はない。 痰飲症(水分代謝障害による病的産物)は、脾陽虚と胃腸飲に大別される。 1.脾陽虚:多くは胸部や季肋部(胸と肋骨の総称)の膨満感や締め付け感、心下の痞え(主に胃の膨満感を指す)、胃の中で水の振動音がする、腹部は温を好み寒を嫌う、水様性の痰や唾液を吐く、口は飲むが飲みたがらないなどの症状が現れる。治療は脾を温めて飲水を溶かす。 治療は脾を温めて飲み物を溶かす。 苓桂朮甘湯と小半夏+茯苓湯で治療できる。 2.胃腸に滞留している飲水:多くは下痢として現れ、下痢をすると楽になる、心下の満腹感や痛み、あるいは腸漏、腹部膨満感など。 治療法は飲水を攻排する。 甘水半夏湯や平胃散黄丸などで治療する。 痰飲の人は、保温に注意し、食事を軽めにし、油っこいものや冷たいものを控える。 痰飲の症状がある場合は、専門医の指導のもとで薬を服用し、やみくもに服用しないこと。