ビリルビンが3倍高いが、他は正常、アミノトランスフェラーゼは正常。

高ビリルビンや正常ビリルビンだけでは重症度は判断できず、確定診断にはさらに画像検査や組織学的検査が必要である。 臨床では、溶血の有無を診断し、胆汁色素代謝における肝臓と胆道系の機能状態を調べるために、血清総ビリルビン、共役ビリルビン、非共役ビリルビン、尿中ビリルビン、ウロビリノーゲンを測定することが多い。 肝機能検査では、直接ビリルビン、間接ビリルビン、総ビリルビンの3つのビリルビン検査を行うことが多い。 総ビリルビン、直接ビリルビン、間接ビリルビンの増加は、通常、急性黄疸性肝炎、慢性活動性肝炎、肝硬変、中毒性肝炎でみられる。 ビリルビンが増加し、肝機能パラメータが正常であれば、脂肪肝、アルコール性肝および関連疾患の存在を示す可能性がある。 この時点で、尿や便に異常がないか、痛みを伴わない黄疸があるか、皮膚のかゆみを伴うかなどを引き続き観察する必要がある。腫瘍や結石、その他の疾患の可能性を特定するために、画像診断や腫瘍マーカーによる診断を引き続き明確にする必要がある。