ポビドンヨード坐剤経腟投与による腹痛は、薬物刺激や薬物相互作用によるものと考えられ、対症療法のためには原因を明らかにする必要がある。 1.薬物刺激:ポビドンヨード坐剤を経腟投与すると、腸管に刺激が生じ、腸壁平滑筋の収縮が誘発され、発作性腹痛が出現する。 同時に、腹部が刺激されると子宮収縮が起こり、通常、下腹部の軽い引きつれ痛や軽い痛みとして現れる。 2.薬物相互作用:ポビドンヨード坐剤をアルカロイド、アルカロイド類、フェノール類、チオ硫酸ナトリウム、デンプン、抱水クロラール、タンニンなどと併用すると、薬物相互作用が起こり、薬効が減弱したり、胃痛などの副作用が現れたりすることがある。 症状の発現が遅れたり、悪化の兆しがみられた場合は、速やかに医師の診察が必要である。