ウイルス性肝炎による肝硬変による門脈圧亢進症は軽減可能であるが、それ以外の原因による門脈圧亢進症は軽減できない。 ウイルス性肝炎による肝硬変が門脈圧亢進症を引き起こす原因は2つあり、1つは肝臓の広範な結合組織増殖と肝血管の閉塞により門脈循環が遮断されること、もう1つは仮性小葉による小葉下静脈の圧迫により血液の流出が遮断され門脈圧亢進症になることである。 したがって、抗ウイルス療法は原疾患に対する治療であり、門脈圧亢進症を軽減する可能性がある。 門脈圧亢進症による腹水などの症状に対しては、ナトリウムや水分の摂取を制限し、適切な利尿、TIPSや透明蛋白の腹膜液注入解除などを行う必要があります。また、眼底食道静脈瘤の破裂や出血、自然腹膜炎などの一連の合併症もありますので、同様の対症療法を行います。 腹壁静脈瘤が見つかり、門脈圧亢進症が疑われる場合は、通常の病院を受診し、医師の指示に従って合理的な治療を行う必要があります。