高齢者はビタミンC錠剤を服用できるか

一般に、高齢者は適応があれば医師の指導のもとでビタミンC錠を服用することができる。 ビタミンCは壊血病の予防に使われるほか、さまざまな急性・慢性感染症や紫斑病の補助的治療にも用いられる。 ビタミンCの禁忌は明確になっていないが、ビタミンCを摂取する際には長期間の過剰摂取は避けるべきであり、そうでなければ突然の休薬は壊血病の症状が現れる可能性がある。 ビタミンCは胎盤を通過して母乳中に分泌されることがあり、妊婦が過剰摂取すると新生児に壊血病を誘発することがあるので、特に注意が必要である。 システイン尿症、痛風、高シュウ酸尿症、シュウ酸塩沈着症、尿酸塩腎結石、グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ欠損症、ヘモクロマトーシス、鉄球性貧血またはサラセミア、鎌状赤血球貧血、糖尿病(ビタミンCが血糖値の定量を阻害するため)などには注意が必要である。 なお、高齢者は適切な医師の診断のもとでビタミンCを摂取すべきである。