胸椎の手術を受けた骨粗鬆症患者に対しては、患者の年齢や状態に応じてカルシウム補給の時期を決める必要がある。 若い患者に対しては3~6ヶ月間経口摂取することができ、骨粗鬆症が重症の高齢者に対しては長期間のカルシウム補給が必要である。
若い患者の場合、胃腸の吸収機能と体の抵抗力が良好であれば、術後にカルシウム錠剤を医師の指導のもとで経口摂取してカルシウムを補給することができ、同時に食事の調整、カルシウム含有量の多い食品の補給、屋外での運動を増やすなどして、一般に骨密度が正常であることを確認した後、3~6ヵ月後にカルシウムの補給を中止することができる。
高齢者の骨粗鬆症による胸椎骨折の場合、カルシウム錠剤を長期間内服する必要があるが、カルシウムを補充するだけでは不十分で、ビスフォスフォネート製剤や骨形成促進剤などを内服する必要がある。
胸椎の手術を受けた骨粗鬆症患者は、骨粗鬆症の危険因子に属するので、医師の指導の下、骨粗鬆症治療薬を服用し、骨粗鬆症のさらなる悪化を防ぐため、定期的に骨密度をチェックする必要がある。