漢方薬の白卯の根、すなわち生薬の白卯の根の効能は、熱を去り、利尿し、血を冷やして止血することであり、血熱猜疑症(熱邪によって血が異常に出てしまう)、暑気あたり(排尿時に灼熱感や刺すような痛みが明らかで、頻尿や切迫感を伴い、小腹部を引っ張る不快感がある)などに効果がある。
白毛根はイネ科の植物である白毛の根茎を乾燥したもので、通常春と秋に収穫し、水洗いして天日で乾燥させた後、膜状の葉鞘と繊維状の根を取り除き、小房に束ねたものである。 根は膀胱経、胃経、肺経に属し、血を冷やして止血し、清熱利尿の作用がある。
血を冷やす作用があるため、血熱による吐血、喀血、鼻出血、尿血などに用いられ、止血のために単独あるいは他の薬と併用されることが多い。
清熱・利尿作用があるので、排尿困難、湿熱黄疸、水腫、熱淋などに用い、疏水・滲湿(水の流れを促進して湿を除く)作用のある他の薬と併用する。
寒性で甘味があるため、肺や胃の熱を取り除く作用があり、肺熱咳嗽、胃熱嘔吐、のどの過敏を伴う熱病などにもよく用いられる。
本品の副作用や禁忌は明確でないため、体調不良を感じた場合は、速やかに通常の病院を受診し、医師の指示に従って対症療法を行うことをお勧めする。