磁石は一般に、正常で健康な人の心臓に大きな影響を与えないが、磁場は、心臓ステント、ペースメーカー、交換された金属製心臓弁を埋め込んだ人に、変位、発熱、機能低下、不整脈などの悪影響を引き起こす可能性がある。
非反磁性磁界でペースメーカーを植え込まれた患者にとって、より深刻な影響は、強磁界干渉の一種である磁気共鳴検査である。 静磁界はペースメーカーの機能に直接影響を及ぼし、重篤な不整脈を引き起こす可能性があり、高周波磁界はワイヤーに電流を発生させ、心筋組織に到達した後に熱エネルギーに変換され、不整脈を誘発し、ひどい場合にはペースメーカーの故障や心臓穿孔を引き起こす可能性がある。
また、電磁ストーブやラジオなどの微弱な磁場もペースメーカーに干渉し、ペーシング周波数が変化したり、作動状態が悪くなったりすることがある。 さらに、心臓ステントや金属製心臓弁などの金属製インプラントは、強磁場の作用により、植え込み初期に位置がずれたり、発熱したり、機能を失うことがある。
患者が心臓に金属製のインプラントを埋め込んでいる場合は、磁場への曝露の可否を判断するために、医師の助言を求めることを推奨する。