CDX2は311アミノ酸からなるタンパク質で、結腸直腸癌のバイオマーカーである。 CDX2は腸管特異的転写因子であり、制御部位は結腸、陽性部位は核であり、腸管上皮細胞の増殖と分化を制御し、腸管上皮細胞の正常な形態と機能を維持する役割を持つ。 CDX2は小腸、結腸、虫垂粘膜上皮、膵臓小・中管上皮などで陽性となる。浸潤性大腸癌の約95%以上がCDX2陽性と検出され、回腸での陽性率が高く、遠位大腸部位に拡大するにつれてCDX2の陽性率は徐々に低下する。 CDX2はCK7、CK20、Villinとともに転移癌の原発巣を見つけるのに役立ち、予後を判断する重要な指標として用いることができ、通常、CDX2陽性患者の生存率はCDX2陰性患者の生存率よりもはるかに高い。