霊芝

霊芝は気を補い、精神を落ち着かせ、咳と喘息を和らげ(咳を止め、喘鳴を鎮める)、心身の落ち着きのなさ、動悸と夢精(恐怖による動悸、夢をよく見る)などに用いられる。 霊芝は『神農本草経』に初めて収載された。 味は甘く、性質は穏やかで、心・肺・肝・腎の経絡に入り、気を補い、心を静める効能があり、気血の不足や心霊の滋養の失調による動悸や夢、不眠や物忘れ、心の落ち着きのなさなどに適する。 単独でも、アカシアのつる、高麗人参、シザンドラと組み合わせてもよい。 霊芝は肺と腎の経絡に入り、肺と腎を益し、咳を鎮める作用があり、肺虚による咳や喘鳴、疲労による息切れ、飲食について考えられない場合に適している。 単独でも、またRadix Rehmanniae Praeparata、Radix Panax Ginseng、Radix Astragaliと併用してもよい。 霊芝(Ganoderma lucidum)の副作用と禁忌は知られていない。 投薬が必要な場合は、盲目的に自己投薬するのではなく、専門医の指導の下で使用すべきである。