お尻を拭いて粘液が出たら、その粘液がどこから出ているのかを特定することが重要です。 膣から出る場合は膣炎の可能性があり、肛門から出る場合は腸の炎症、腫瘍、その他の病変の可能性があります。 1.膣炎:細菌や寄生虫などの病原体が原因となることがあり、炎症が起こると膣分泌液が増加し、分泌液がネバネバした状態になり、粘液を拭き取るためにお尻を拭くという行為が行われます。 生臭いにおいやかゆみを伴うこともある。 2.腸の病気:特に潰瘍性大腸炎、腸クローン病、大腸がんなどは、腸粘膜細胞の浮腫、変性を引き起こし、その結果、粘膜の透過性が高まり、白血球、タンパク質などが浸潤します。 細菌の作用で粘液が形成されるため、臀部を拭いて粘液を拭き取るという行為が行われます。 また、直腸粘膜脱、直腸炎、直腸ポリープ、直腸腫瘍、痔などの肛門や腸の病気でも粘液便が出ることがあります。 3.腸腫瘍:腫瘍細胞は腸粘膜を刺激し、腸管内腔の分泌を増加させます。 排便時に分泌物が便に混じるので、お尻を拭いて粘液を拭くという症状が現れます。 つまり、お尻を拭いて粘液が出た場合は、まず膣から出た粘液か肛門から出た粘液かを確認し、定期的に病院に行って診察を受けるようにしましょう。