アルツハイマー型認知症の喃語は、認知症患者の状態悪化の現れである場合もあれば、感染症、外傷など他の原因によって起こる場合もある。 認知症の中期および後期には、記憶障害に加えて、しばしば自語、発音間違い、言葉の意味が理解できないことがあり、幻覚、幻視、妄想、さらには短気イライラ、殴る、罵るなどの行動異常を伴うようになる。 この時期の高齢者は、介護や見守りを充実させないと、徘徊や自傷行為、怪我などの事故を起こしやすい。 また、感染症、発熱、電解質異常、外傷、脳挫傷、急性脳卒中などが認知症患者の脳機能異常を悪化させ、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、失語、精神障害、行動障害などの高次皮質機能障害が現れる。 アルツハイマー病患者の失言の原因は他にも考えられるので、積極的に相談し、治療を受けるべきである。