温胆湯の処方量は、半夏、竹根、柑橘黄連が各2テール、橙皮が3テール、生姜が4テール、カンゾウが1テールである。 ここでいう用法・用量は、成人1日1回の服用である。 温胆湯は、半夏、竹根、柑橘黄連、茯苓からなり、気を整えて痰を解消し、胃を調和して胆嚢をきれいにする。 温胆湯は、めまい、動悸、落ち着きのなさ、不眠、夜の夢などに見られる胆痰障害(痰の内乱、胆嚢の排膿・排泄機能の失調)の治療に用いる。 神経症、急性・慢性胃炎、更年期障害、てんかんなど胆・痰の障害によるものの治療に臨床応用される。 この処方では、蝉霞が主薬として湿を燥し痰を解す(湿を燥し痰を解す)、竹根が主薬として煩躁を除き嘔吐を止める、蝉霞と竹根は嘔吐を止め煩躁を除く、茯苓は湿を燥し痰を解す、柑橘黄連は痰を沈めしこりを除く。 茯苓は脾を強め、湿を去り、生姜は煎じ薬に加え、脾胃を調和させ、桂皮の毒性を抑制し、甘草はすべての薬を調和させる(異なる漢方薬の性質を調和させる)ためのイネイブラーとして用いられる。 独自に開発された漢方薬は、漢方医の指導のもとで使用する必要があり、副作用を避けるため、個人はやみくもに使用すべきではない。