心室リモデリングとは何か?

心室リモデリングとは、様々な形態の傷害の結果、心臓の元々の材料や構造が変化することを指し、傷害に対する生体の適応反応である。 様々な一次的心筋傷害や心臓への過負荷は心臓の機能を損ない、その後、心室の拡大や壁の肥厚など、心筋の材料構造を変化させることにより、生体の代償機構が働いて正常な血液供給に対応するが、心筋の傷害が続くと、生体の代償機能を超えてしまい、心不全の症状を引き起こすことがある。 心室リモデリングの病態は複雑で、神経系と内分泌系が関与している。 いったん心室リモデリングが起こると、元に戻ることはほとんどなく、原因に応じて、再灌流療法やニトログリセリンのような心筋のさらなる損傷とリモデリングを軽減する薬剤の投与など、リモデリングを逆転させるプログラムが必要となる。 心室リモデリングが発見されたら、医師の指示に従って適切な治療を行うことが重要です。 病態のさらなる進行や最終的な心不全を避けるためにも、放置してはいけません。