脾臓摘出後の左上腹部の隠れた痛みは、脾臓部位の体液貯留、腸管癒着、創部感染などが原因と考えられる。 1.脾臓部の体液貯留:脾臓部付近の結合組織液が外力やその他の炎症刺激により破裂した場合、脾臓部にも体液貯留が生じ、左上腹部の漠然とした痛みが生じることがある。 2.腸管癒着:脾臓摘出術により腹腔内に炎症性滲出液が貯留するため、腸管癒着などの合併症を起こしやすく、腸管蠕動運動により左上腹部に漠然とした痛みが生じ、状況が深刻になると腸閉塞を起こすこともある。 3.創部感染:術後の処置が不適切であったり、薬剤の交換が不適切であったりすると、細菌やウイルスが体内に侵入して創部感染を引き起こし、左上腹部の漠然とした痛みを引き起こすことがあります。 患者さんは、体調不良を感じたらすぐに病院へ行き、原因を特定し、医師の指示に従って対処し、症状を長引かせないようにすることをお勧めします。