過呼吸は、臨床では一般に過換気症候群とも呼ばれ、四肢のしびれや痙攣を伴う著しい呼吸困難を主徴とする。 応急処置としては、原因因子の究明、精神療法を中心に、精神安定剤、抗不安薬、呼吸訓練などを行う。 1.症状 (1)精神状態、患者は緊張、不安、興奮、あるいは失神が現れることがある。 (2)頭や顔の症状、例えばめまい、口や唇のしびれ、顔面蒼白など。 (3)胸部圧迫感、胸痛、動悸などの心胸部症状。 (4) 呼吸器症状:呼吸困難、浅く速い呼吸、易喘鳴、息切れなど。 (5) 消化器症状:胃の膨満感、消化不良など。 (6) 四肢のしびれ、手足の冷えなどの四肢症状。 2.応急処置の方法 (1)心理療法:医師が患者を心理的に慰め、恐怖心を取り除く。 (2)暗示療法:患者に治療薬は効き目の良い特別な薬であると信じさせ、ほとんどの患者は暗示を受けた後、発作を止めることができる。 (3)理学療法:口と鼻にマスクをつけて呼吸をゆっくりにする。 (4)薬物療法:必要に応じてジアゼパムなどの鎮静剤を使用し、鎮静と抗不安を与える。 過換気症候群が発症したら、時間内に病院へ行き、医師の指導のもとで適切な治療を受ける必要がある。