脾虚肝火亢進の子どもには、脾を強め肝の火を消すことが望ましく、滋陰降火内服液や四逆散などの漢方薬を経口投与する。
脾虚肝陽亢の小児は、疲労感(元気がない)、食欲不振、易怒性、肋骨の痛みや膨満感に悩まされることがある。 治療は、肝と脾を調和させるために、肝を散らして熱を取り除き、脾を強めて気を調整する。
加味帰脾湯は肝の清熱、脾の強壮、養血の効能があり、二竅の脹痛、疲労倦怠、食欲不振、肝鬱血虚による臍部・腹部の脹痛、肝脾の不調和に用いる。 妊婦は服用せず、冷たいものや脂っこいものを避け、服用時にイライラしたり、労作したりしないようにする。
四逆散は熱を散じ、肝を浚い、脾を整える作用があり、手足のほてり、上腹部の肋骨痛などの症状に用いる。 肝陰虚証で難産(腹部や肋骨付近の痛み)の人、冷えのぼせの人、手足が温まらない人、妊婦には注意が必要で、服用中は刺激や陣痛を避け、ゆったりとした気分で服用する。
小児は症状が現れたらすぐに医師に相談し、服薬は医師の指示に従うこと。