逆流性食道炎、胆嚢炎などでは、体温は正常でも背部発熱が起こることがあり、ケースバイケースで分析する必要がある。 逆流性食道炎の患者では、胃の蠕動運動が低下し、下部食道括約筋が弛緩することにより、胃酸、ペプシン、食物が食道へ逆流し、胃酸逆流、腹鳴、後胸部不快感、背部熱などの症状が現れることがあり、クエン酸ビスマスカリウムなどの胃粘膜保護剤を医師の指導のもと服用する。 胆嚢炎患者では、ある種の炎症因子が周囲の神経組織を刺激し、右上腹部が痛み、痛みが背中にも放散し、発熱や背中の痛みなどとして現れることが多いので、医師の指導のもと、消炎鎮痛胆のう剤などを服用する。 背中の発熱があっても体温が正常な患者さんは、医師の診察を受けて原因を特定し、病状を長引かせないように適時治療を行う必要があります。