左冠動脈前下行枝近位部の非石灰化プラークの臨床報告は冠動脈のアテローム性動脈硬化症であり、冠動脈アテローム性動脈硬化症は冠動脈アテローム性動脈硬化症のカテゴリーに属し、冠動脈アテローム性動脈硬化症は内腔の狭窄が50%以上の場合に冠動脈性動脈硬化症と定義される。 冠動脈は左冠動脈と右冠動脈に分けられ、左前下行枝は左冠動脈の枝である。 左冠動脈前下行枝近位部の非石灰化プラークはこの冠動脈のアテローム性動脈硬化を示す。 非石灰化プラークは通常、血管内に閉塞が形成されたプラークであるが、プラークが形成されるのに十分な時間が経過しておらず、カルシウム含量が比較的低い。 非カルシウム化プラークは血管壁と強く結合していないため、容易に剥離して血栓を形成する可能性があるので注意が必要である。 いったん形成されると、プラークを安定化させるスタチン系脂質低下薬や抗血小板凝集作用のあるアスピリン腸溶錠の服用が勧められるが、いずれも非石灰化プラークの治療に有効である。 左前下行枝近位部に非石灰化プラークが形成される危険因子としては、高脂血症、高血圧、糖尿病などの基礎疾患のほか、喫煙、飲酒、運動不足、肥満などが挙げられる。医師の処方による標準的な治療に加え、関連する危険因子を積極的にコントロールし、減塩・低脂肪食、運動量の増加、禁煙・飲酒、体重管理を積極的に行い、定期的な検査を行う必要がある。