1日30回以上の下痢は、急性胃腸炎、桿菌性赤痢、コレラなどの病気である可能性があり、まず対症療法的な水分補給療法を行い、その後、モンテルカスト、ノルフロキサシンなど病気の原因に応じた薬物療法を行う必要がある。
下痢が1日30回続く患者は脱水症状を起こしている可能性があり、この時は医師の指導の下、経口補水塩を投与するか、5%ブドウ糖生理食塩水、水電解質溶液などを点滴静注し、水分を補給する。
1.ロタウイルス性腸炎:ロタウイルス性腸炎に感染すると、1日に30回以上の下痢を起こすことがあり、医師の指導の下、モンテルカスト、ロペラミドなどの下痢止め、ビフィズス菌などのプロバイオティクスを投与する。
2.細菌性赤痢:1日30回以上の下痢を起こす細菌性赤痢には、医師の指導のもとノルフロキサシン、シプロフロキサシンなどのフルオロキノロン系抗生物質を使用する。
3.コレラ:コレラの患者も1日30回以上の下痢が現れる。この時、患者は隔離して治療する必要があり、同時にドキシサイクリン、シプロフロキサシンなどの抗生物質を医師の指示に従って使用する必要がある。 代謝性アシドーシスがある場合は、医師の指導のもと炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ剤を服用し、低カリウム血症がある場合は、医師の処方に従って塩化カリウム、クエン酸カリウムなどのカリウム剤を服用する必要がある。
また、1日30回以上の下痢がある患者さんは、他の病気が原因となっている可能性もありますので、早めに医師に相談し、原因をはっきりさせた上で適切な治療法を選択してもらう必要があります。