感染や壊死がなく、腹圧が正常であれば、腸管露出後に腸管を回収する手術が考慮される。 腸管露出は、腹部に外傷がある場合や、腹圧が高すぎて開腹手術ができない場合に起こることがある。 この場合は、まず腸管を総合的かつ注意深く探索し、腸管の損傷、出血、感染、壊死などをチェックし、腸管に異常がないことを確認した上で、腹腔内圧が低下すれば腸管を再導入する手術を検討する。 蠕動運動と腸間膜動脈の拍動があれば、腸管はまだ生きているので、腹腔内に戻すことができる。 腸管が紫黒色で光沢や弾力性がなく、刺激しても蠕動や動脈の拍動がない場合は、腸管の断面が壊死しているため、第I相で外科的に切除・吻合する必要がある。吻合部の切除が不可能な場合は、腸管を外挿し、第II相で外科的治療を行う。 腹部外傷や激しい腹痛が生じた場合は、速やかに医師に相談し、原因を究明して治療してください。