黒ナツメはナツメを原料としており、上海中薬錠剤調合規約の現行基準によれば、脾胃を補い、全薬を調和させる(異なる漢方薬の薬効を調和させる)効能がある。 しかし、黒ナツメは男女両方に適用してもこれらの効果がある。
黒ナツメは温性で、その効能は脾胃を補い、諸薬を調和させることであり、少食の脾虚、疲労倦怠、紫斑などの治療や改善に用いることができる。 また、黒ナツメの効能に男女差はないので、黒ナツメの効能は男女とも同じである。
なお、なつめはクロウメモドキ科のナツメの成熟果実を乾燥させたもので、黒なつめはナツメを蒸して黒くし、乾燥させたものである。 両者は禁忌が同じで、すなわち、湿中満腹(湿が多すぎて脾胃に満腹感や不快感がある)の人や、気滞や痰熱のある人は服用してはならない。
また、漢方薬の錠剤の選択と使用は、医師の指導のもとで行うことが勧められ、やみくもに使用してはならない。