コップの水を共有することで、インフルエンザやA型肝炎など、消化管や密接な接触を通じて感染する病気を媒介する可能性がある。 コップの水を共有することは、病気を感染させる可能性のある密接な接触の一種であるが、その確率は通常高くない。 ヘリコバクター・ピロリ、アデノウイルス、ムンプスウイルス、A型肝炎ウイルスなど、一般的な病気の原因となる細菌やウイルスは、一定の確率で接触者に経口感染する。 感染症の伝播には、感染源、伝播手段、感受性集団が関与する。 コップ一杯の水を共有することは、密接な接触あるいは経口感染経路であり、感染には、細菌(毒素)を排泄した人がコップ一杯の水に接触し、病原体が残存していること、そしてコップ一杯の水に接触した人が病原体に感受性があることが必要である。 接触さえすれば必ず感染するわけではない。 また、個人の衛生に注意し、コップの水を他人と共有することは避けるべきである。