ミオグロビンの人体への効用

ミオグロビンは、心筋細胞内で酸素を運搬・貯蔵する役割を持ち、心筋障害が起こると心筋細胞から循環系に拡散する。 ミオグロビンは、ビーズタンパク質とオルソフェリンの組み合わせからなる低分子の色素タンパク質であり、酸素との可逆的結合を示すことができる。 したがって、ミオグロビンは、人体にとって酸素を運搬し、貯蔵・分配する能力がある。 さらに、ミオグロビンの濃度を測定することで、心骨格筋の損傷の程度など、特定の疾患の診断にある程度役立つ。 ミオグロビンは心筋や骨格筋に広く分布しているため、血液中のミオグロビン濃度が上昇すれば、心筋や骨格筋の障害を示す可能性がある。 したがって、血中ミオグロビン濃度が正常値より高い場合は、急性心筋梗塞、虚血性心疾患、心原性ショック、筋ジストロフィーなどに注意する必要があり、適時、医療従事者に判断してもらう必要がある。