慢性歯周炎の症状

慢性歯周炎の症状は、歯周ポケットの形成、歯肉の炎症、アタッチメントの喪失、歯槽骨の吸収であり、上記の症状により軽度、中等度、重度に分類される。 軽度慢性歯周炎の症状は、歯周ポケットが4mm以下、アタッチメントの喪失が1~2mm、歯肉の炎症、プロービング時の出血、レントゲンで歯槽骨の吸収が根の長さの1/3以下、口腔内の悪臭などである。 中等度の慢性歯周炎の症状は、歯周ポケットが6mm以下、アタッチメントの喪失が3~4mm、プロービング時の出血と膿の流出の可能性、歯が軽度緩んでいる可能性、歯肉の炎症、レントゲン検査で歯槽骨の水平吸収が根の長さの1/2以上。 重度慢性歯周炎の症状は、歯周ポケットが6mm以上、アタッチメントの喪失が5mm以上、歯肉の炎症が顕著で歯槽膿漏になりやすい、複数の歯に根分岐部病変がある、歯が緩んでいる、X線検査で歯槽骨の吸収が根の長さの1/2以上、あるいは2/3以上認められるなどである。 後期歯周炎になると、歯が傾いたりずれたりする、歯根の先端近くまで歯周ポケットが深く、根分岐部病変や急性歯髄炎を起こしやすい、歯根から膿が溢れたり隙間が大きすぎたりして食べ物が入り込みやすく、口臭の原因になりやすい、歯根が露出すると歯肉が退縮し、温冷刺激に過敏になりやすく、根面う蝕を起こしやすいなどの病変や症状が現れます。