脳梗塞に効く漢方薬ベスト10」などというものはなく、漢方では脳梗塞を「脳卒中」に分類し、漢方医は症状の鑑別によって薬を使い分ける。 1.肝陽過多(肝陽が過多になり、めまい、立ちくらみ、頭痛などの症状を起こす)証、めまいや耳鳴り、口や目が曲がる、舌や言葉が強くなる、体の脇がしびれるなどの症状が現れるものが多い、天麻黄附子細辛湯顆粒を用いる。 2.風、痰、瘀血、皮膚不仁の臨床症状、関節痛を伴う手足のしびれ、寒(寒さを恐れる)熱、真処方白剤の使用。 3.痰熱臓腑固形症候群で、半身不随(手足の片側が自由に動かない)、口や目が曲がって粘液や痰が出る、便秘などの症状が現れますが、歌艾承気湯を使用します。 4.気虚瘀血症候群で、手足がだるく脱力感があり、色が黄色っぽく(光沢のない黄色っぽい色)などが現れる場合は、複方滋龍カプセルを用いる。 5.陰虚風動症候群で、口や眼がだらしなく、めまいや立ちくらみを伴い、腰や膝が弱い(腰膝痛・脱力感)などが現れる場合は、鎮肝消風丸を選びます。 6.痰湿鬱結(たんしつうっけつ)症候群、突然の失神やのぼせ、好ましくない発語、痰唾鬱結(痰の異常、唾液の過剰分泌)を伴う、手足が温まらないなどの症状が現れたら、瀉下薬を用いる。 上記のような症状が現れたら、早めに病院へ行き、定期的に治療することをお勧めする。