放射線治療を必要としない乳房温存手術はどれか

一般に乳房温存手術後には放射線治療が必要であるが,低リスクのin situ乳管癌,リンパ節転移のない高齢者,低リスクの浸潤癌などでは,医師の助言により放射線治療が免除される場合もある。 乳房温存手術ではがん細胞が残存するリスクがあるため,乳房温存手術では通常,術後補助放射線療法が必要となるが,補助放射線療法の方法,線量,頻度は病変の大きさやリンパ節転移の状態に関係する。 非浸潤性乳管癌の患者は、モリブデン標的検診、病変≦2.5cm、悪性度低中等度、断端≧3mmの条件を満たせば、低リスク患者であり、全乳房放射線治療が勧められるが、患者の希望や個人的な状況に応じて放射線治療免除を選択することもできる。 浸潤性乳癌でも、高齢で低リスクであれば放射線治療が免除される。 「高齢の低リスク患者は,70歳以上,病変2cm以下,リンパ節転移なし,エストロゲン受容体陽性,断端陰性,標準化内分泌療法が受けられるなどの条件を満たす必要がある。 患者さんには、専門医と十分にコミュニケーションをとり、病状に応じて適切な治療方針を選択することをお勧めします。