歯ぐきの圧迫による悪臭は、以下のように歯周炎が原因である可能性がある。 歯周炎はプラークバイオフィルムによって引き起こされる慢性感染症であり、その臨床症状として口腔内の臭いがある。 歯周ポケット深部に存在する歯周病原細菌は強い悪臭産生能を有し、その主な悪臭源はメチルメルカプタンである。 メチルメルカプタンはエンドトキシンやインターロイキンとともにプロスタグランジンやコラゲナーゼの産生を刺激し、歯周病変をさらに悪化させる。 さらに、歯周炎患者では舌の表面がよりコーティングされ、舌の裏側に滞留した食べかすや剥がれ落ちた細胞が細菌分解の基質となり、口腔内の臭いの主な原因ともなる。 歯ぐきを押すと臭うのは、他にも原因があるかもしれませんので、早めに病院に行って原因をはっきりさせ、的を射た治療を行うことをお勧めします。