一般に、狂犬病ウイルスは物を介して間接的に感染することはない。 狂犬病ウイルスは、犬、猫、コウモリなどの狂犬病ウイルスを保有する動物が、ひっかいたり、噛んだり、壊れた皮膚や粘膜を舐めたりすることによって感染する。 狂犬病に感染した動物の屠殺、皮剥ぎ、切断の際に感染する人も少なからずいる。 狂犬病ウイルスは、通常の環境下で生存することは困難であり、不活性化されやすいため感染力を失い、無傷の皮膚を介して人に感染することはできない。 狂犬病ウイルスは、物品の表面では速やかに感染力を失うため、一般に健常人が狂犬病ウイルスを保有する物品に接触しても、皮膚の亀裂や粘膜への接触がなければ感染しにくい。 狂犬病保有動物にひっかかれたり咬まれたりして、狂犬病感染のおそれがある場合には、適時に傷口を洗浄・消毒し、狂犬病ワクチン接種を受けて狂犬病感染を予防する必要があります。