プロラクチン833.2μg/Lは高値と考えられる。 プロラクチン増加の原因としては、視床下部疾患、下垂体疾患、原発性甲状腺機能低下症などがあり、月経障害や乳房過多として現れる。
血清プロラクチンが1.14nmol/L、すなわち25μg/Lを超えると、高プロラクチン血症とみなされる。
1.高プロラクチン血症には以下の病因がある。
(1) 視床下部の疾患:頭蓋咽頭腫、炎症など。
(2)下垂体疾患:プロラクチン上昇の最も一般的な原因であり、下垂体プロラクチノーマが最も多い。 プロラクチンが4.55nmol/Lを超える、すなわち100μg/Lを超える場合には、下垂体磁気共鳴検査を実施して下垂体微小腺腫または腺腫の存在を明らかにすべきである。
(3) 原発性甲状腺機能低下症:チロトロピン放出ホルモンの増加が下垂体プロラクチン分泌を刺激する。
(4)特発性高プロラクチン血症:血清プロラクチンは、ほとんどが2.73~4.55nmol/Lである。
(5)その他:多嚢胞性卵巣症候群、抗精神病薬、降圧薬の長期使用などは、血清プロラクチンの軽度または有意な上昇を引き起こすことがある。
したがって、プロラクチンが増加している患者は、早めに病院を受診して原因を突き止め、できるだけ早く治療すべきである。