肝動脈灌流塞栓術に適した肝癌はどれか?

肝動脈灌流塞栓術とは、一般的に経動脈的化学塞栓術(TACE)のことを指し、臨床では一般的な非手術的肝癌治療であり、その適応は非常に広く、手術に耐えられない患者、再発の危険因子が高い患者、破裂した肝癌患者など様々な患者に適用される。 1.TACEは、Ia期、Ib期、IIa期の患者で、手術適応はあるが手術に耐えられない、あるいは手術を受ける意志がない患者に対して行うことができる。 2.IIb期、IIIa期、一部のIIIb期で、肝機能評価child-pughA/Bグレード、活動性状態スコア0~2の患者には、TACEによる治療が可能である。 3.門脈の不完全閉塞、側副血行路による完全閉塞、ステント留置による門脈血流の回復が可能な患者にはTACEを行うことができる。 4.肝動脈-門脈シャントによる門脈圧亢進症からの出血がある患者は、TACEによる治療が可能である。 5.多発性腫瘍、肉眼的・顕微鏡的癌塞栓症、緩和手術、術後にAFPなどの腫瘍マーカーが正常範囲に低下していないなどの再発因子を有する腫瘍では、再発予防のためにTACEを行うことができる。 6.最初から手術の可能性がない患者さんには、TACEで腫瘍を形質転換・縮小させて手術の可能性を勝ち取ることができます。 7.肝がんの自然破裂に対してもTACEを行うことができる。 肝臓がんと診断された患者は、遅れないように、専門医の指導の下で、直ちに通常の病院の関連科に行くべきである。