ネフローゼ症候群の食事療法は、良質の蛋白質の補給、カロリー補給、減塩、低脂肪などに注意しなければならない。 1.良質のたんぱく質の補給:ネフローゼ症候群の患者には、魚、エビ、卵などの必須アミノ酸を豊富に含む動物性たんぱく質食を0.8~1.0g/kg与える。 2.カロリー供給:カロリーは十分であることが保証されるべきで、1日あたり30~35kcal/kgを下回ってはならない。 3.減塩:ネフローゼ症候群で浮腫がある場合は減塩食とし、食塩量は1日3g以下とする。 4.低脂肪:ネフローゼ症候群の患者は高脂血症であることが多いので、高脂血症を軽減するために、動物性油脂を多く含む食品を控え、植物油や魚油などの不飽和脂肪酸を多く含む食品、オート麦や豆類などの水溶性食物繊維を多く含む食品を多く摂取する。 ネフローゼ症候群の患者さんには、医師の指導の下、定期的に病院を受診し、標準的な治療を受けることをお勧めする。