股関節痛は、股関節病変、腰椎病変、外傷に注意が必要である。 大腿骨頭の虚血性壊死、股関節液貯留などの股関節病変があると、股関節周囲に痛みが生じ、通常は安静にしていると活動後に痛みが悪化する。 罹病期間が長いと、股関節周囲の筋萎縮が起こり、筋力が低下する。 腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの腰椎病変では、臀部を支配する神経が圧迫されることでも痛みやしびれが生じ、その多くは大腿部やふくらはぎに放散されます。 外傷は股関節周囲の軟部組織を損傷し、重症になると大腿骨頸部骨折や転子部骨折を引き起こし、これも痛みの原因となり、骨折部の変位は下肢短縮や屈曲変形を引き起こします。 長距離走や登山など日中の活動量が多すぎたり、夜間に睡眠をとったりすることも股関節の生理的な痛みの原因となり、安静にしていれば痛みが和らぐこともあります。 股関節痛の症状が現れたら、病院に行って検査を受け、定期的な治療を受けることをお勧めします。