55歳における認知症の前兆とは

55歳における認知症の前駆症状には、主に記憶障害、視空間障害、日常生活能力の変化、精神・人格の変化、言語障害などがある。 1.記憶障害:最も早く、顕著な症状である。 最初の症状は最近の出来事の記憶喪失であり、例えばつい最近したこと、言った言葉、よく使う物などを忘れてしまう。 病気が進行するにつれて、遠方の記憶喪失、つまり、長い間あった物事や人を忘れてしまうことが起こる。 2.空間視覚障害:空間視覚障害がみられることがある。外出した後、家までの道がわからなくなったり、ステレオグラムを正確に写すことができなくなったりする。 3.日常生活能力の変化:患者は徐々に日常生活作業ができなくなり、病気の進行に伴い、自分の身の回りのことができなくなることがある。 4.精神的・人格的変化:初期には不安や消極性などの精神的異常がみられ、不潔でイライラしやすいなどの人格的変化がみられることもある。 5.言語障害:自分の考えをはっきり曖昧に表現できなくなり、重症の場合は失語症になることもある。 したがって、周囲の人に上記のような前兆が現れたら、早めに病院に行って検査を受け、早期発見・早期治療を行うとともに、家族も高齢者の情緒や安全に十分配慮する必要がある。