天麻の表皮は黄色から黄褐色、切断面は黄白色から淡褐色で、赤い天麻はなく、良し悪しの比較はできない。 天麻はラン科の植物天麻の塊茎を乾燥したもの。 味は甘く、性は平。 肝経に属する。 風を抑えて痙攣を止め、肝陽を鎮め、風を払い、道を清める(風邪を払い、道を清める)効能がある。 小児けいれん、てんかんけいれん、破傷風、頭痛・めまい、手足の障害、手足のしびれ、リウマチの麻痺などに用いる。 めまいや頭痛の治療には、クロトン、ジアゾキサイド根茎と、てんかん性けいれんの治療には、天南星、鳳凰と、風痰上方障害(頭にはびこる風痰邪気)によるめまいや頭痛の治療には、沢瀉、黄芩、茯苓と、リュウマチ麻痺の痛み、関節の柔軟性がない(関節の伸び縮み機能の異常)治療には、大黄、大茴香、山茱萸と、それぞれ組み合わせることができる。 医師の指導のもとで併用することが推奨される。