乳癌がどのような症状を示すかはかなり漠然としていますが、一般的に乳癌患者の症状には、乳房の局所症状、周辺組織への浸潤症状、遠隔組織や臓器への転移症状があります。
1.乳がんの局所症状としては、乳房のしこり、乳頭からの分泌物、乳房皮膚のオレンジピール様変化、乳頭周囲の皮膚の湿疹様変化、乳房皮膚の潰瘍病巣、乳房の発赤、腫脹、熱感、疼痛などの炎症性変化などがあります。
2.末梢組織浸潤の症状としては、腋窩リンパ節への浸潤による腫脹・疼痛、頸部リンパ節への浸潤による頸部の腫脹・疼痛、息苦しさや咳、ろれつが回らないなど、胸壁への浸潤による胸壁腫瘤などがあります。
3.遠隔臓器転移の症状としては、腰椎転移による腰痛、肺転移による咳・喀血・胸痛、肝転移による腹痛・やせ・食欲不振、脳転移による頭痛・嘔吐などがあります。
したがって、乳房の違和感が生じたら、早期に医師に相談し、早期発見・早期治療を行うことが必要である。