妊娠中期は妊娠初期より血糖値が高い?

妊娠中期の血糖値は妊娠初期より高くなることもあるが、低くなることもあり、個人差もある。 1.妊娠中期は妊娠初期より血糖が高い:妊娠中期から後期にかけて、妊婦の体内ではインスリンと拮抗するインスリン様物質(腫瘍壊死因子、レプチンなど)が増加する。この時期、妊娠週数の増加とともに妊婦のインスリン感受性が低下し、インスリンの代償分泌が不足するため、血糖が上昇しやすくなる。 そのため、妊娠中期の血糖値は妊娠初期よりも高くなる可能性がある。 2.妊娠中期の血糖値が妊娠初期より低い:妊娠初期および中期では、妊娠週数とともに胎児の栄養要求量が増加し、胎児の主なエネルギー源は胎盤を通じて母体から得られるブドウ糖であるため、妊娠の進行とともに妊婦の血糖値が低下する。 その結果、妊娠中期には妊娠初期よりも血糖値が低くなることがある。 妊娠中の血糖上昇や血糖コントロール不良は、妊婦や胎児に重大な影響を及ぼすため、母体や胎児の合併症を予防するために血糖を積極的にコントロールする必要がある。