心房分離ではどのような心電図がみられるか?

房室分離は、第3度房室ブロック、心室頻拍、接合帯の干渉性断絶、心電図上の心房細動などでみられる。
1.第3度房室ブロック:心臓の伝導系の異常により、心房に伝導された電気インパルスが房室結節を通って心室に伝わらないため、心房と心室が別々に拍動し、心房の拍動リズムが心室の拍動リズムより大きくなる。
2.心室頻拍:心室内伝導系または心室筋の急速な興奮、心室筋の反復性不応期、心房電気活動が心室に伝達されないこと、心室拍動数が心房拍動数より大きいこと。
3.接合帯干渉切断:心房の接合帯で頻脈性不整脈が発生するため、心房の電気インパルスが接合帯に到達すると、接合帯の不活発期となり、心房の電気活動が干渉切断され、心房の電気活動が心室に伝わらなくなる。
4.心房細動:心房細動が起こると、心房の興奮が速すぎて350〜600拍/分にもなり、房室結節の保護によってこれらの興奮がすべて心室に到達するのを妨げる。
心房細動が起こったら、すぐに病院へ行き、病気の原因をはっきりさせた後、的を射た治療を行うことをお勧めする。