生の亀の甲羅と酢で締めた亀の甲羅、どちらがおいしい?

生亀の甲羅と酢亀の甲羅は、それぞれ効能の異なる亀の甲羅を調合したもので、適用する患者のタイプも異なるため、直接比較することはできない。 亀の甲羅とは、スジクビヒメニオイガメ科のスジクビヒメニオイガメ(Pelodiscus sinensis)の背甲のことで、その甲羅の皮と肉を取り除き、天日で乾燥させたものが生亀の甲羅である。 皮と身を取り除き、天日で乾燥させたものが生亀の甲羅で、酢でしめた後、天日で乾燥させたものが酢亀の甲羅である。 生亀の甲羅は陰を養い陽を沈める作用があり、熱を下げて蒸気を除き、硬さを和らげて節を散らすので、陰虚風動の患者に用いることができる。 酢で炒めて急冷すると、亀の甲羅の食感がパリパリになり、粉砕しやすく、有効成分を煎じやすくなり、匂いと味を正すことができる。 また、酢系は肝気滞を除去し、硬いしこりを軟らかくして分散させる薬効を高める。 腹部の閉塞感(腹部に有形無形のしこりが出現し、膨満感や痛みを伴う)や月経痛の治療によく用いられる。 生の亀の甲羅と酢で作った亀の甲羅は薬効の偏りが異なり、それぞれ異なる症候の患者に適しているため、一概にどちらが優れているとは言えず、それぞれの症候に応じて適切な薬を選択する必要がある。 薬を使用する必要がある患者は、医師の指導のもとに使用すべきである。