高麗人参は、虚証で手足が冷えて脈が弱い、少食で脾虚、肺の喘息や咳、体液の傷害による口渇などの症状に用いられる。
高麗人参は、フトモモ科の高麗人参の根と根茎を乾燥したものである。 栽培された高麗人参は一般に「庭人参」と呼ばれ、山林に自生した状態で播種されたものは「林人参」と呼ばれ、習慣的に「種海」と呼ばれる。
高麗人参の味は甘く、やや苦く、やや温性である。 脾、肺、心、腎の経絡に属する。 補気(身体の根源エネルギーを補うこと)、復脈(脈を正常に戻し、物質の放出を防ぐこと)、補脾(脾臓と肺を補うこと)、発液養血(身体の水分と血液を補うこと)、精神鎮静(精神と心を落ち着かせ、知性の発達を促すこと)の作用がある。
臨床的には、主に内熱・口渇(食べ過ぎ、飲み過ぎ、排尿過多などの症状を伴う内熱)、気血両虚、慢性病、動悸・不眠、インポテンツ、子宮冷えなどに用いる。 高麗人参は沢瀉や五苓散と併用しない。
高麗人参を服用する必要がある場合は、医師の指導のもとで行ってください。