漢方薬は肺動脈性肺高血圧症を抗血栓作用、抗炎症作用、血管リモデリング作用などの面から治療する。
1.抗血栓作用:主な漢方薬はサルビア(Salvia miltiorrhiza)とハトムギ(Astragalus membranaceus)である。 中でもサルビアミルティオリザの主なエキスにはサルビノリン、サルビノリン、タンシノンが含まれ、血液循環を活性化し、瘀血や鎮痛を取り除き、血を養い、精神を安定させ、月経を調節するほか、血小板の凝集を抑制し、冠動脈を拡張する作用がある。 また、ハトムギは血液の粘度を下げ、血小板の凝集を抑える役割を果たす。
2.抗炎症作用:主に雷公騰、川芎などを用いて、このような漢方薬は右心室心筋肥大の程度を低下させ、低形成と一部の心不全の右心機能を改善することができることが研究によって示されている。
3.血管リモデリング効果:主な薬物にはLampsia officinalisがあり、そのエキスは血流増加、微小循環改善、血管拡張、血液粘度低下、血中脂質調整、抗血栓などの効果がある。
肺動脈性肺高血圧症の症状のある患者は、適時に医師の診察を受けなければならない。