小児マッサージによる食欲不振の治療法

小児科における食欲不振の病態は、脾胃の機能障害と消化の調和失調であり、推拿の手技である板門店を揉む、脾経を補う、胃経を清める、腹部を潤す、中脘と天柱を揉む、足三里を揉むなどの手技で脾胃を強化し、食欲不振を治療することができる。
神経性食欲不振症に対するマッサージ療法の適応は、体質的疾患や他の精神疾患に起因しない神経性食欲不振症の小児である。 拒食症は、脾機能障害(脾の運化機能の障害)、脾胃気虚、胃陰虚(胃の陰液の不足)に分類され、脾を強め胃を調和させることが基本治療となる。
脾機能不全の小児には、内八卦を運化する、四横筋をつまむ、中脘を動かす、腹部を反時計回りに動かす、腹部を陰陽に分けるなど、脾を運化し胃を開く操作法を加えることができる。
脾胃の気虚の子供には、脾を強め、気を益する操法を加えることができる。例えば、大腸を調える、三峠を押す、外老宮を練る、中上腹部を練る、腹部を時計回りに揉む、奇海と観音を練る、亀の尾を練る、上七骨を押すなどである。
胃陰虚の小児には、肝経を清泄し、外老宮を練り、両上馬を練り、中上腹を練り、腹部を時計回りに揉み、丹田を練り、血海・三陰交を揉むなど、胃陰を養う操作法を加える。
食欲不振は専門の医師の指導の下、推拿で治療し、親は子供の食生活の乱れを直し、睡眠時間を確保し、子供の体調に気を配り、長い間治療しても症状が改善されない場合は、医師の診察を受けさせる。