小児のハイムリック応急手技は小児の気管支異物の救護に用いられる応急手技の一種である。小児は好奇心が旺盛で、いろいろな小物を口に入れたがるので、誤って気管に吸い込みやすく、この時ハイムリック応急手技で蘇生する必要がある。
小児に対するハイムリック法は幼児と年長児で異なり、年長児の場合は成人に対するハイムリック法に準じて行えばよいが、年少児の場合は次のように行う。
まず、子供を大人の手の上にうつ伏せに置き、次に頭を下にして足を上げ、大人の手は赤ちゃんの顎の骨を押さえ(気道が曲がらないようにするため)、大人のもう一方の手は赤ちゃんの背中の肩甲骨の間に置いて拍動させ、空気圧の変化を通して異物を排出させる。
それでも異物が排出されない場合は、大人の膝の上に赤ちゃんを仰向けに寝かせ、やはり頭を下にして足を上げ、大人の手は赤ちゃんの頭と首を支えて首を曲げないようにし(気道が曲がらないように)、大人のもう片方の手の人差し指と中指で胸の真ん中を素早く押し、そのまま子どもの顔を下に向ける動作を繰り返します。