サンザシ・大棗・敗毒丸は厳密には薬ではなく、食薬同源の漢方薬の丸薬で、食積(消化不良で胃に食べ物がたまること)による胃の不調に効果がある。
サンザシ大棗附子細辛湯に配合されているサンザシとヒオウギは、ともに食物を排出する生薬である。 サンザシは肉の消化によく、気を動かして瘀血を取り除く作用がある。 レデボウリエラ根茎は食物と膨満感を除去し、気を下げ、痰を解消する作用がある。 ナツメは中焦を補い(脾を補うことで気虚を治療する)、血を補う作用がある。 この3つの薬で食積を解消し、脾を強め、気を益す。
サンザシ大棗参苓湯は、食物の蓄積や脾胃の消化力低下による胃病に補助的な役割を果たすが、胃が強く脾が弱い、肝気が胃を犯す、胃寒、脾腎虚弱など他の証による胃病には効果がない。
サンザシ大棗附子細辛湯は妊婦やアレルギー体質の人には禁忌であり、血虚や体力虚弱の人には注意して使用する。 胃に不快感がある場合は、自己判断で薬を使用せず、早めに医師の治療を受けることを薦める。