指の壊死組織は硬化して痂皮化し、傷害の程度に応じて観察、投薬、手術が必要となる。 必要に応じて皮膚移植を行う。 1.指の壊死組織の硬化・痂皮化の範囲が小さく、皮下組織を損傷せず、感染傾向もなく、手指の関節活動への影響が少ない場合は、経過観察し、痂皮化した組織を自力で剥離し、期間中は定期的にヨードポビジン消毒を行えばよい。 損傷が深く、化膿していなければ、傷口を洗浄して閉じることは可能である。 2.壊死組織の痂皮の範囲が広く、皮下組織に損傷がない場合は、痂皮と壊死組織を除去する手術を行うことができ、術後は定期的にドレッシング材を交換し、感染を予防するために抗生物質(セファクロルなど)を定期的に服用する。 感染がなく壊死組織が腱などに及んでいる場合は、デブリードメント後にフラップを遊離させる。 汚染については、デブリドマン後に感染予防処置が必要であり、感染対策後にフラップ形成術を行う。 3.真皮が損傷している場合は、デブリードマン後に外傷を形成し、さらにドレッシング交換や皮膚移植などの治療を行う。 指の壊死組織が硬化して痂皮化している場合は、積極的に医師の診断を仰ぎ、医師の指導のもと治療を行うことをお勧めする。