エフェドラ根は、表在性悪心(筋肉の表面の悪心)のある患者や、薬剤の使用適応を満たさない患者は摂取してはならない。
エフェドラ根は、エフェドラ科エフェドラ属の植物Ephedra herbaceaまたはEphedra chinensisまたはEphedra xylophilusの根と根茎を乾燥させた漢方薬で、甘・微渋・平性で、肺経に帰することができ、薬効は表皮を固定し、発汗を止める(筋面を固めて発汗を止める)。 副作用は知られていない。
本剤は主に自然発汗(日中に不随意に発汗し、少し動いただけで悪化する)、寝汗(就寝後に異常発汗し、起床後に発汗が止まる)の治療に用い、虚弱体質の発汗全般に併用できる。 この漢方薬は発汗を止めることに特化した強い収斂(収れん)作用のある汁を持つので、表在悪のある患者には使用を避けるべきであり、また、本剤の使用適応を満たさない患者には使用してはならない。
体調のすぐれない患者は、早めに医師に相談すること。 具体的な薬物療法については、専門医の指導のもとで行うべきであり、無許可で薬を使用してはならない。